起床するつもりの時間より早く目覚めてしまい、その後寝ようとしても眠れない。もしかするとそれは不眠症の一種、早朝覚醒かもしれません。

早朝覚醒とは

朝早く起きてしまった女性

自分が眠りたいように眠ることができない、という症状が特徴的な不眠症という病気が存在しています。

この病気を発症してしまうと、自分が眠りたいと思っているように眠れなくなってしまい、日常生活に様々な影響があらわれはじめてしまうのですが、この不眠症の中でも少々特殊な物に早朝覚醒という症状があります。

この早朝覚醒が一体どのような症状なのかというと、これは夜眠ろうと思った時にスッと眠りにつくことができるけれども、深夜や早朝に目が覚めてしまい、そのまま眠れなくなってしまうという症状が特徴的な不眠症の症状です。

この症状を発症したことがある、という人は非常に多く、日本人の約8%もの人がこの早朝覚醒を経験したことがある、という研究データがあります。

そして、この早朝覚醒とただ単に早起きをし過ぎてしまっている状態とを見比べる方法として、目が覚める時間と覚めた後の状態を調べると言うものがあります。

早朝覚醒というのは、体内時計が乱れることによって発症する症状で、本来であれば24時間で1周するはずの体内時計が23時間や22時間で1周するような状態になってしまう事によって発症します。

このように体内時計に異常が発生してしまうと、本来起きないといけない時間よりも早い時間で身体は朝がやって来たと思い込んでしまうので、目が覚めるようになってしまうのです。

さらに、体内時計が24時間周期で無くなってしまった場合、本来朝であるはずの時間よりも早い時間に朝がやってきたと錯覚するため、そのままもう一度寝ようと思っても眠ることができなくなってしまうのです。

もし、自分は「早朝覚醒かもしれない」という風に思ったのであれば、本来起きないといけない時間よりもどれくらい前に起きてしまうのか、そして起きた後にもう一度眠れるのか、という点をまずはチェックしましょう。

・本来起きないといけない時間の2時間以上前に起きてしまう

・起きてしまった後にすぐ眠れるかどうか

この2点をチェックしましょう。

もし、このようなことが1週間のうち2日以上あり、1ヶ月以上継続してあらわれているかどうかを調べることによって、早朝覚醒を発症している可能性があるかどうかを調べることができます。

早朝覚醒と加齢・生活環境

中年女性の睡眠

本来目を覚まさないといけない時間よりも2時間以上早く目を覚ましてしまい、そのまま眠れなくなってしまうというような症状が特徴的な早朝覚醒ですが、実はこの症状を発症しやすいと言われている人がいます。

どのような人が早朝覚醒を発症しやすいかというと、ある程度の年齢を重ねている人や、太陽の光を浴びない生活を送っている人です。

実は人間というのは、加齢によって眠りの質や眠れる時間が低下していきます。

その結果、20代の頃はしっかりと1日8時間眠れていたという人も、眠りの質が低下することによって、些細なことで目を覚ましてしまうようになったり、眠る時間が短くなることによって、眠り始めてから5時間程度で目を覚ましてしまう、本当は朝の8時に起きたいと思っているのに、5時頃に目が覚めてしまうといったように、早朝覚醒の症状を発症してしまうのです。

このような加齢による早朝覚醒というのは、生きている以上必ずと言っても良いほどに多くの人が発症する症状です。

そのため、もし日常生活を送る過程で眠れないことが辛い、という風に思わないけれども、以前よりも早く目を覚ますようになってしまったのはどうしてだろうと思った時には、それは自分が年をとった証拠である、という風に認識し、無理に昔と同じだけ眠ろうと思うのではなく、今自分にとって本当に必要な量の睡眠を取るようにしましょう。

先にもあげたように、太陽の光を浴びない生活を送っている人も早朝覚醒になりやすい傾向にあります。

太陽の光というのは私達人間にとって非常に大切なもので、太陽光を浴びない生活を長期間続けると、身体を活発に動かすような活動を起こさなくなってしまったり、活力を失ってしまうということが知られています。

そして、そのような太陽光を長時間浴びない生活を続けていると、人間が睡眠をとる際に必要となる、睡眠ホルモンのメラトニンと言うものの分泌量が減少してしまうのです。

そうなってしまうと、眠りの質が悪化し、眠り自体も浅くなってしまうのです。

そのような状態になってしまうと、些細な刺激で目が覚めるようになってしまい、その結果、体内時計が狂い始め、本来起きないといけない時間よりも早い時間に目が覚めてしまい、眠れなくなる……という早朝覚醒を発症してしまう可能性が出てきてしまうのです。

なので、もし普段から太陽の光をあまり浴びないような生活、いわゆるインドアライフと呼ばれるような生活を送っているという人は、1日に1時間や2時間程度でも良いので太陽の光を浴びるような生活を送るようにしましょう。

そうすることによって、より質の良い睡眠が取れるようになり、朝までぐっすりと眠れるようになるはずです。

早朝覚醒と精神的ストレス

精神的ストレスを感じている女性

早朝覚醒を発症しやすい人というのは、歳をとっている人や太陽の光を浴びないような生活を送っているという人だけではありません。

実はこの早朝覚醒というのは、あるものが溜まりに溜まっている人も発症してしまう可能性があるのです。

その溜まりに溜まったあるものとは何かというと、精神的ストレスです。

精神的ストレス……よく一般でストレスと略される物がどのような物なのかというと、身体に対して何か刺激が加わった時に発生する精神的な負荷や緊張のことです。

このようなストレスというのは人体にとって必要不可欠なもので、適度なストレスが体にあることによって、気持ちをシャキッと引き締めながら仕事や遊びに取り組むことができるようになります。

気持ちがシャキッと引き締まる理由として、ストレスが発生した際に交感神経と呼ばれる物質が活発に活動することが関係しています。

この交感神経というのは、身体を活発に活動させるために必要なもので、精神的ストレスが存在している状態で活動し、身体を活動的にしてくれます。

なので、適度な緊張感、程よいストレスがある状況であれば、ダラっとだらけた状態にはならず、しっかりとした気持ちで仕事に取り組むことができるようになるのです。

しかし、そのような身体をシャッキとさせてくれるストレスも、過剰に蓄積され続けると眠りを妨げる要素となるのです。

睡眠や休息を取る際、脳は副交感神経と呼ばれるものを活動させます。

これは身体や脳をリラックスさせ、意識の覚醒度合いを低下させる……という作用のある物質で、この物質が活動し始めると、交感神経の活動が落ち着き、身体をリラックスさせることができるようになります。

しかし、過剰にストレスが蓄積され、交感神経が過剰に活動し始めてしまうと、本来であれば副交感神経が活動し始めると同時に沈静化するはずの交感神経の活動が止まらなくなってしまうのです。

そして、そのような状態になってしまうと身体を休ませているはずの睡眠中にも交感神経が過剰に活動してしまい、その結果、本来起きないといけない時間よりも早い時間に目が覚める様になってしまうのです。

もし今何かにストレスを感じており、その結果早朝覚醒を発症しているのであれば、そのストレスを解消する事によって、再びしっかりとした睡眠を取り戻すことができるようになるはずです。

ストレスの解消方法は様々な方法があるので、自分にとってもっとも良いストレスの解消方法を探し、過剰なストレスを発散してみましょう。

早朝覚醒とアルコール

アルコール

早朝覚醒を発症する人の中には、ある特定の行動を眠る前に行っている為、早朝覚醒を発症してしまっているという人が居ます。

そのある行動というのは、非常に多くの人が眠れない時に行う事です。

それが一体何かというと、眠る前にアルコールを摂取する……いわゆる寝酒と呼ばれる行為です。

アルコールを飲めばすっと眠れるようになるという風に多くの人は思っていますし、眠れるようになるというのは事実です。

しかし、実はアルコールを眠る前に飲み、その勢いで眠るというのは、早朝覚醒を発症してしまう原因の1つなのです。

私達人間の体というのは、眠っている間に徐々に体温を下げていき、身体を深く眠りにつかせていきます。

そのため、眠り始めは身体が暖かくとも、眠りが深くなるに連れて徐々に体温が低下していき、起こされてもなかなか起きることのない、非常に深い眠りに付くことができるようになるのです。

そして、そのような体温の上昇と下降を擬似的に作り出せるのがアルコールです。

アルコールを摂取すると、アルコールの作用によって体温が上昇し、その後徐々に体温が低下していくので、非常にスムーズに身体が眠りにつける状態へと移行させることが出来るのです。

しかし、アルコールに身体を眠りにつかせる働きがあったとしても、眠りを深くする作用はありません。

というのも、アルコールというのは体内に入ってからしばらく時間が立つと、アセトアルデヒドという物質に分解されていきます。

このアセトアルデヒドというのは、身体を活発に活動させる働きのある、交感神経の働きを活発にさせる作用が有るのです。

そのため、アルコールを摂取すると寝付きは良くなりますが、直後に交感神経が活発に活動し始め、身体は活動状態に移行してしまい、眠りが非常に浅くなってしまうのです。

そして、眠りが浅くなってしまうと些細な事で目が覚めてしまい、目が覚めた後は身体の交感神経が活動をしているため、寝ようと思っても眠ることが出来ない……つまり、早朝覚醒を発症してしまうのです。

なので、もしお酒を日常的に楽しんでおり、早朝覚醒の症状に悩まされているというのであれば、症状の改善方法は非常に簡単です。

まずはお酒を飲む量、そして飲む時間を考えるようにしましょう。

アルコールが体内に入ってから2~3時間でアルコールはアセトアルデヒドになります。

そのため、眠る直前にアルコールを服用してしまうとアセトアルデヒドのせいで早朝覚醒を発症してしまうのです。

そのため、アルコールを飲むのは夕食の時など、眠るまでまだある程度時間が有る時にだけ服用するようにしましょう。

そうすることによって、しっかりとお酒を楽しみつつ、夜にはぐっすりと眠ることができるようになります。

早朝覚醒とうつ

悩んでいる女性

早朝覚醒のような不眠の症状というのは、実は別のある病気を発症している、もしくは発症しかけているという人が併発する事もあります。

その病気というのは、私達にとっても馴染み深い存在となってしまった、非常に辛い病気で、心の風邪とも呼ばれることもある病気、うつ病です。

このうつ病という病気を発症する原因というのは、疲労やホルモンバランスの変化など、身体的な物が原因で発症する場合もありますが、多くは環境の変化などが原因で過剰なまでに発生したストレスを全て受け止め、自分が抱えきれるストレスの許容量を超えてしまうことによって発症します。

このうつ病を発症してしまった場合、物事を前向きに捉えることができなくなっていまい、何かにつけて自分が悪い、自分がいけないという風に思い込むようになります。

そのような状態が現れる程にうつ病が進行してしまうと、脳内で分泌されるモノアミンと呼ばれる物質が不足してしまうのですが、このモノアミンは意識の覚醒と抑制にも関係している為、うつ病を発症してしまうときちんと眠れなくなってしまう可能性もあるのです。

そのため、モノアミンの不足によって交感神経や副交感神経の働きも乱れきってしまい、正常なときであれば副交感神経がしっかりと働くことによってぐっすりと睡眠を取れていたという人も、非常に浅い眠りしか取れなくなってしまう状態になってしまうのです。

うつ病などを発症していない時であれば、起きてしまったから何かしようというような、活動的な状態になります。

しかし、うつ病による早朝覚醒の場合、起きた後に行動する気力がわかず、ただひたすらにボーッとしたまま過ごしてしまったり、酷い時には、小さい子どもでも寝たい時には眠ることができるのに、それすらできない自分は一体どれだけダメなんだという風に、過剰なまでの自己嫌悪に陥り、さらなるストレスを作り出してしまうのです。

このような状態になってしまった場合、まず再優先で行うべきことはうつ病の治療です。

まずはうつ病を治療し、精神的な負荷を減らしていき、きちんと眠れるための土台作りを行いつつ、ある程度症状が落ち着いてきたタイミングで早朝覚醒の改善も同時に行っていくことによって、うつ病と早朝覚醒のどちらもしっかりと治療し、過剰な思い込みや不安に苦しむこと無く、夜にはしっかりと眠れるようになるのです。

もしうつ病と早朝覚醒を同時に発症してしまっているのであれば、まずはうつ病の治療から初めてみましょう。

早朝覚醒の改善に効果的な方法

早朝覚醒の改善に効果的な方法を解説する医者

早朝覚醒の症状を改善させたいと思った時には、通常の不眠症の症状を治療する時とは少々異なった方法で症状の改善を行っていく必要があります。

その理由として、この早朝覚醒という不眠症が私達の体内に存在している体内時計という物が早く進みすぎている事が関係しています。

体内時計が早く進みすぎているということは、他の人よりも1日の生活リズムが早くなると言う事です。

つまり、この症状を治療したいと思っている時には、体内時計の進みを遅くし、早朝覚醒の発症によって1周22時間や21時間、時には20時間となってしまった体内時計を、正常な24時間に戻してあげる必要があるのです。

具体的にはどのようにするのかというと、まず生活習慣の改善です。

睡眠時間や食事をとる時間など、日常生活を送る中で習慣となっているものが乱れきってしまった場合、体内時計はどんどん狂っていってしまいます。

なので、まずは体内時計を一定の状態でキープし続けるために、毎日決まった時間に眠る、運動をする、食事をとる……というような、生活習慣の改善を行っていく必要があります。

そして最も特徴的な症状の改善方法に、起きた直後に太陽の光を浴びないと言うものがあります。

私達の身体というのは、太陽の光を浴びることによって体内時計をリセットさせることができるようになっています。

そのため、一般的には起きてすぐに太陽の光を浴びるとよい、強い光を目に入れると良いという風に言われているのですが、早朝覚醒を発症している状態で、起きてすぐに太陽の光を浴びてしまうと、その時間を基準とした体内時計にリセットされてしまい、その状態を基準とした早朝覚醒を発症してしまうので、ドンドン症状が悪化していってしまうのです。

なので、もし早朝覚醒を治療したいと思っているのであれば、起きてすぐに太陽の光を浴びるのは回避する……具体的には午前中は太陽の光を極力浴びないようにする、というのを意識してみましょう。

そうすることによって、体内時計の進みを遅らせ、昼ごろに太陽の光を浴びた時に、その時間を基準とした体内時計へのリセットが働き、眠くなる時間や起きる時間のバランスが取れるようになってきます。

また、摂取すると体内でアセトアルデヒドへと変化するアルコールや、意識を覚醒させる作用のあるカフェインなどを含む飲食物を眠る直前に摂取してしまうと、眠ることができなくなってしまったり、眠っても目が覚めやすくなってしまいます。

そのため、眠る直前にはアルコールやカフェインを摂取しない、摂取するとしてもごく少量にしておくという事を心がけるようにしましょう。

そうすることによって、早朝覚醒の症状は非常に短時間で改善していくでしょう。

早朝覚醒に適応する睡眠薬やサプリで改善

早朝覚醒に適応する睡眠薬やサプリ

生活習慣の改善や体内時計を意図的に送らせていくことによって、早朝覚醒の症状というのは徐々に改善していきます。

しかし、このような方法で症状が完全に治療できるような早朝覚醒というのは、比較的軽度のものになります。

1週間のうち3日以上早朝覚醒に悩まされている……という状態が1ヶ月近く続いているのであれば、非常に重度の早朝覚醒を発症してしまっている可能性があります。

そして、そのような重度の早朝覚醒を治療する際には、睡眠薬を使用した治療が行われます。

睡眠薬と聞くと、なんだか非常に恐ろしい物のように感じてしまう人もいると思いますが、睡眠薬というのは取り扱いや服用方法などを間違えなければ、非常に簡単に不眠症の治療を進め、症状を改善することができる、とても素晴らしい薬なのです。

なので、もし早朝覚醒に悩まされ続けており、とてもつらい思いをしているのであれば、一度睡眠薬を使用した治療を初めてみましょう。

不眠症の治療に使用される睡眠薬というのは、基本的にはベンゾジアゼピン受容体作動薬と呼ばれるもので、この種類の睡眠薬というのは、副作用や依存性が非常に低く、更に長期間服用を続けたとしても耐性が作られにくい為、非常に利用しやすく、治療を進めやすいという特徴があります。

そして、そのような睡眠薬の中でも早朝覚醒の治療を行う際に使用する睡眠薬というのは、中間型や中時間型、中間作用型と呼ばれる種類の睡眠薬です。

この種類の睡眠薬というのは、薬を服用してから最も高価が強く現れる最高血中濃度到達時間と呼ばれる物に到達するまでに比較的長めの時間がかかり、最高血中濃度到達時間から効果が半減する半減期と呼ばれる時間に到達するまでにかかる時間も比較的長い、という特徴のある睡眠薬です。

この種類の睡眠薬というのは、服用してから眠ることによって、眠っている間に最高血中濃度到達時間を迎える為、服用後は自然と深い眠りに入ることができるのです。

更に、半減期に到達するまでの時間も比較的長く、服用後8時間から10時間ほど効果が続くので、使用後は半減期が近づくまでぐっすりと眠り、半減期到達後は薬が切れることによって、自然と目を覚ますことができます。

なので、無理に眠り、無理に目を覚ますというような、辛い治療を行うこと無く、非常に自然なサイクルで眠りにつき、早朝覚醒の治療を進めていくことができるのです。

なので、もし早朝覚醒の症状が慢性化してしまい、眠れなくて非常に辛い思いをしているのであれば、一度このような睡眠薬を使用した治療を行ってみましょう。

非常に簡単に辛い症状を緩和し、しっかりと眠れるようになるはずです。

また、睡眠薬とはまた別に、不眠症の症状を改善させることができる、というサプリメントも存在しています。

そのようなサプリであれば、身体に非常に優しく早朝覚醒の治療を始めていくことができるので、もしいきなり薬を使うということに抵抗があるという人は、まずはサプリメントを使用した治療から行ってみるのも良いかもしれません。

早朝覚醒と睡眠薬使用者の体験談

睡眠薬使用者

睡眠薬を使用して辛い早朝覚醒を治療したい、そう思っている人の中には、実際に治療した人がどのように治療を進めたのかを知らなければ不安で治療に踏み出せない、という人もいるでしょう。

そのような人のために、早朝覚醒を睡眠薬で治療した2人にインタビューを行ってきました。

・Cさん(25歳/ゲーム会社勤務/男性)

私が不眠症の症状を発症したのは、今から2年前です。

ちょうどこの時期仕事がとても忙しくて、昼も夜も関係なく、とにかく1日じゅうプログラムを組んで打ち合わせをして……というような生活を送っていました。

そんなめちゃくちゃな生活が半年近く続いた後、ようやく仕事が一段落ついたのですが、その頃から、寝ても異常に早く、それこそ真夜中に目が覚める様になったんです。

始めの頃はあれ?なんでこんな時間に目が覚めたんだろう、と不思議に思う程度だったのですが、だんだんその現象が慢性化し始めて、これは本格的にマズイかもしれない、と思って一度上司に症状を相談してみたんです。

すると、多分お前は不眠症になってる、私が昔通ってた病院を紹介してあげる……と言ってもらえて、その病院に行ったら案の定不眠症ですと言われました。

治療の際、「とにかく早くそして確実に治したい!」と医師に告げると、それなら睡眠薬を使おう、という風に言われ、処方された睡眠薬をその日から使い始めたのですが、今まで夜中に起きてたのが嘘みたいに快適に眠れるようになったんです。

それから薬の量を調節していきながら治療をして、今では何も飲まずに眠れるようになりました。

もし今寝てもすぐ起きるっていうような、私と同じような症状に悩んでるなら、薬を使って治療するのが良いんじゃないかな、と思います。

やっぱり、眠れないっていうのは凄く辛いことですからね。

・Dさん(23歳/無職/女性)

私がこの睡眠薬を使用し始めたのは去年のことです。

その頃私は大学に行っていて、就職活動をしていたのですが、なかなかうまく行かなくて、その結果精神的にダメになってしまい、うつ病になってしまったんです。

それから毎日が凄く辛くて、どうにかして楽になれないだろうか……なんていうことを考えてたんです。

そして、そんなことを考え始めて少しした頃から、夜寝ても明け方とか、夜中とか……。

そんな時間に目が覚めるようになって、自分が起きたい時間に起きれなくなったんです。

その時はもう私ボロボロだったので、寝ることすらまともにできないような人になってしまったという風に思い悩んでいました。

ですが、その時ちょうど診察をしてくれていたお医者様に、眠りたくても眠れないんです、と伝えたら、多分不眠症も併発してるね、それは別に珍しい事じゃないんだよ、と言われました。

そして、どんなふうに眠れないのか、という症状を伝えたら、それじゃあこの薬を飲んでみよう、と言われて、今も使用している睡眠薬を処方してもらうことができました。

睡眠薬を飲み始めてからは凄く楽に眠れるようになったので、夜に眠れなくて辛い思いをすることも、朝に辛いと感じることもなくなりました。

今はうつと不眠症と色々なことがあったから働けていませんが、どっちもきちんと治ったら、次こそはちゃんと仕事を見つけて、働いてみたいなと思っています。